本屋に何冊も並べてあり、かなり目立つ売られ方をしていた本、それが
『頭に来てもアホとは戦うな!』
という本だ。
なにしろ、あの堀江貴文が絶賛なんだとか・・。
早速、読んで学んだことをまとめてみた。
1 アホと戦うのは時間の無駄
本のタイトルにもあるように、アホと戦うことは、すなわちアホであるということ。
なぜなら、相手をしているその状況こそ、相手の土俵にこちらが入ってしまっているのだから。
アホと戦うのは、時間の無駄。
そう思って、いかなるクレームも聞き流し、いかなる愚者もそういう生き物だと認めてしまう。
自分であえて関わることをスッパリやめて、ほぼ無関係な状態をつくることこそ、賢者のやり方だ。
そうすれば、苛立つこともなく、自分の時間を取られることもなく、自分のレベルを下げることも無い。
おそらく、サラリーマンに響く本だろう、この本は。
サラリーマンは基本的に矛盾だらけの上司、クレームの多い客に板ばさみにされている。
そのような人間に、この本のタイトルは響くのだ。
サラリーマンが現状を変えられることは、まずない。
したがって、よりよく耐えるしかないのがサラリーマンだ。
そのよりよく耐える方法を言い換えたのが、『頭に来てもアホとは戦うな!』ということ。
この本は、心地よくサラリーマンに耐えさせることを教えてくれる。
単純で冷淡な人間ほど、この本のとおり、アホを相手にしなくなるだろう。
そして、そのような人間は感情を持たなくなり、たんたんと仕事をするようになる。
このように何の意見も言わない淡々と仕事をする人間は、サラリーマンとして実に優秀である。
いわゆる、『使いやすい人間』の出来上がりだ。
この本を読む人に、そういう意図があることを知った上で、アホを相手にすることについて考えて欲しい。
アホを相手にしなくなって、最も利を得るのは誰かということを。
とは言っても、アホを相手にしないことは、誰にでもプラスになり得る。
だから、アホは相手にしないものの、自分の感情や思いを持ち続け、時にそれを主張するのがいいのではないかと思う。
2 アホを自分のためだけに利用する
アホを相手にしないのも得策だとは思うが、もっと得策なのが、やはり『利用』である。
アホと真っ向から自分が戦っていては、自分もアホになってしまう。
だとしたら、そのアホを出来る限り挑発し、そのアホさを際立たせた上で、自分が正しくあれば、自分の評価はかなり上がる。
そういう風に、アホを見つけては『使えるな、こいつ』という視点でいても楽しめると思う。
やはり、イライラしない秘訣は『遊び心』を持つことだろう。
3 自分がアホになってみる
全てをわかった上で、あえて『アホ』になってみるというのも、なかなか面白い。
自分がアホになることで、相手がイライラしたりと反応を見せてくれるからだ。
イライラするくらいなら、イライラさせるほうに回ってみてはどうだろう?
4 あえて困ったふりをする賢者
賢いキャラや仕事が出来るキャラでいると、仕事をどんどん任される。
その状況を脱するには、あえて困ったふり・出来ないふりをするのが賢い。
これは、仕事をしないのではなく、自分のしたいように仕事をするための方法だ。
これが出来るようになれば、自分の力を入れたい仕事に大きく力を入れる余裕が出来る。
これも、大人の駆け引きというやつだ。
5 評価されるのに必要な能力
そもそも、会社で評価されるために必要な能力とは何か?
会社にもよるが、絶対必要なのは『人たらし力』である。
どんなビジネスも、人に愛されなければ成功しない。
それと同じで、評価されたければ、評価する者に気に入られる能力が必要不可欠だ。
それは、もはや仕事が出来る出来ないの話ではない。
お金であったり、気の使い方であったり、媚の売り方であったり・・
汚い話だが、世の中、特に会社ってそういうものだ。
評価されなくてもいいから自分のスタイルを貫くか、評価のために賢くズルく生きるか。
なかなか、この選択は簡単ではない。
★ 情報操作に注意
最後に、言っておきたいことがある。
本というものは情報操作されている可能性があるということ。
例えば、日本代表が日本国民をこのようにしたい!と思えば、どうするか。
テレビや本などで誘導するのである。
私たちはそのような中で、正確な情報だけを選ばなければならない。
さもないと、まんまと損をしたりということになる。
情報操作に関して知識を深めたい人は、この本が1番オススメだ。
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この本を読めば、情報操作というものがどれだけ恐ろしく、世の中に根付いているのかが、よくわかる。
日本のサラリーマンは本当に毎日よく働いてられるな、とつくづく私は思う。
将来がどのように変わっていくか想像もできないこの世の中で、他人に頼っているのは得策ではない。
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