少し前まで、作家を目指す人は、出版社を通すのが普通だった。
しかし、今や個人で書いたものを売買できる時代なのである。
何の資格も無く、何の根拠もないが、おもしろい・読みたくなる・・そんな書き物は抜群に売れていく。
要するに、才能の持ち腐れが防げる時代となったのだ。
書いたものを売るのに、手数料もかからない。
才能さえあれば、人は容易にお金を稼ぐことが出来る。
ユーチューバーもインスタグラマーも、いわばその類だ。
自分で自分を売ることが出来る時代になっている。
1 noteとは?
作家を目指す人、自分の書き物で稼ぎたい人必見なのが、『note』というサイトである。
このサイトでは、作家やライターは自分の書いたものを投稿する。
読者は無料のものや有料のものまで、自分の好みで読む。
いわば、『note』は作家と読者をつなぐSNSということだ。
こちらのサイトで作家が支払う手数料は、売れた時に支払う分だけで、大体15%noteに取られるだけ。
1000円で販売したものが1000部売れて利益は85万円だ。
仮に、出版社から本を販売すれば、作家には8%の印税しか入らない。
noteでは1000冊で85万円の利益。
それだけの利益を出版社経由で得るには、10625冊売らなければいけない。
これだけの差があれば、作家やライターは『note』に流れるだろう。
個人が勝手に稼いで行く時代が来ているのだ。
出版社のような仲介業者は在り方を考えなければならない。
さて、『note』は一体どんなものが売れるのか?
売れるコツはあるのだろうか?
売れるコツとしては、文字で人の興味をひくテクニックが必要となってくる。
例えば、興味があるジャンルで、文章を読んでいたとする。
そして、
『続きはこちら(有料版)で!』と言われると、モヤモヤしないか?
そう、このモヤモヤを誘導すれば、売れるのだ。
無料漫画アプリや、エロサイトでもこの方法は使われている。
続きが気になるのが人間の性なので、これを利用するに限る。
もちろん、リピーターを増やすため、文章は読者が喜ぶ内容でないといけない。
ここを手を抜けば、その作家なりライターの命は短いだろう。
読んでくれる人があってこそ、作家やライターは生きることが出来る。
そのことを頭に入れておけば、ずっと読者に愛される作家・ライターでい続けることが出来るだろう。
何か参考になれば幸いだ。
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