

個人事業主の経費
1 個人事業主とは?
2 経費になるもの
3 確定申告は?
2 経費になるもの
3 確定申告は?
1 個人事業主とは?
個人事業主とは、法人を設立せずに、自分で事業を行う個人のことを言います。
自営業者ともいい、会社経営者・サラリーマン・公務員・アルバイト・無職のどれにも当てはまらない者の総称です。
★個人事業主の例★
・建築家、塗装屋
・アーティスト・デザイナー
・小売業・飲食業
・サービス業・旅館業
・個人タクシー
・金融業・コンサルタント
・プログラマー
・士業
・開業医
・マッサージなど施術所の経営者
・動物病院を経営する獣医師
・薬局を経営する薬剤師
・理容所を経営する理容師
・美容所を経営する美容師
・作家・小説家等
・ライター・評論家等
・漫画家・イラストレーター
・翻訳家
・画家・書家・写真家・陶芸家等
・作曲家・作詞家・歌手・演奏家
・伝統芸能・演劇家
・俳優・映画監督・脚本家等
・タレント・アナウンサー等
・スポーツ選手
・占い師
・アフィリエイター
・ビラ配り
2 経費になるもの
では、個人事業主になると、何でも経費にできるのか?
以下、個人事業主が経費に出来るものをまとめてみました。
★経費に出来るもの★
・水道光熱費一部
・自動車の減価償却費一部
・ガソリン代一部
・保険料一部
・その他生活費一部
・旅費交通費
・通信費
・仕事に必要な機材や消耗品
・調査のための支出
・新聞代・勉強のための書籍代
わりと何でも経費ですね。
では、経費にできないのは?
★経費に出来ないもの★
・事業主自身の健康診断費用
・スーツ・靴
・事業主自身の税金
・事業主自身の年金・健康保険料
・事業主自身の生命保険・損害保険料
・個人的に参加したゴルフの参加費等
・事業と無関係の飲食代
・事業と無関係の贈答品
・事業と無関係の見舞金
・生計を一にする親族への給料
・借入金の元金やローンの元金
・敷金保証金
・購入金額10万円以上の物
・違反の罰金反則金
・使っていない設備機器
・回収不能じゃない売掛金等
3 確定申告は?
個人事業主であれば、確定申告は絶対必要です。
また、赤字であっても必要です。
副収入が20万円を超えている人も、確定申告をしなければいけません。
また、青色と白色がありますが、青色を選んだほうが、税金が有利になります。
簡単なのは白色ですけどね。
確定申告書は、税務署に行くか国税庁のHPからもダウンロードできます。
ただし、税金を現金で納める場合は、納付書も必要なので、税務署で申告書と納付書を貰うのがいいです。
個人事業主で青色の人は、
・確定申告書B 第1表
・確定申告書B 第2表
・所得税青色申告決算書(一般用)
・第4表(損失が出ている場合)
個人事業主で白色の人は、
・確定申告書B 第1表
・確定申告書B 第2表
・所得税収支内訳書(一般用)
を使います。
確定申告の提出期限は、
例年2/16~3/15です。
支払い方法は、
・直接
・自動引き落とし
の2パターンがあります。
・直接
直接支払う場合、郵便局か銀行か、税務署で支払います。
納付書に自分で住所、氏名、納税額、課税期間を記載して、支払います。
・自動引き落とし
自動引き落としの場合は、振替納税申込書に住所、氏名、引き落としの金融機関、口座番号などを記載し、銀行印を押して、確定申告書と一緒に税務署に提出します。
申告書の提出は、直接税務署へ行っても郵送しても、インターネット【e-tax】で提出してもOKです。
提出後もらった確定申告書の控えは絶対に置いておきましょう!
翌年にも使うことがあったり、見せなければならない機会もなきにしもあらずなので、置いておくと困りません。
以上が、個人事業主の確定申告の基本事項です。
何か参考になれば幸いです。
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